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欧州宇宙機関(ESA)は、同機関の衛星の一つが「宙返り降下」している様子を示す驚くべき画像を公開した。
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ESAの欧州リモートセンシング2衛星(ERS-2)は、水曜日に地球の大気圏に再突入する際に燃え尽きると予想されている。
以下の画像は、約3週間前、衛星が高度約150マイル(300キロメートル)にあったときに、オーストラリアの商用画像会社HEOによって撮影されたものである。
ERS-2 発見!📸🛰️
ESAの衛星は急降下しており、今週中に大気圏に再突入して分解する見込みだ。
ERS-2 のこれらの画像は、@spacegovuk のために @heospace が他の衛星に搭載されたカメラを使用して撮影したものです。#ERS2reentry pic.twitter.com/GTuubP6apJ
— ESAオペレーションズ(@esaoperations)2024年2月19日
ERS-2はその後、高度約125マイル(200キロ)まで降下し、1日当たり6.2マイル(10キロ)以上降下しながら、速度が急速に増加している。
ESAは、重量5,000ポンドの衛星が高度約80キロメートルまで降下すると、破片に砕け始め、そのほとんどは地上に到達する前に燃え尽きると述べた。また、人や財産へのリスクは極めて低く、「平均して、同程度の質量の物体が1~2週間ごとに地球の大気圏に再突入している」と付け加えた。
ESAは、衛星の再突入はもはや同局のコントロール下にないため、「自然な」ものだと説明している。「ERS-2の軌道を低下させる唯一の力は、予測不可能な太陽活動の影響を受ける大気抵抗です」とESAは述べている。
ESAは月曜日、衛星が水曜日の15時41分(協定世界時)(東部時間午前10時41分)に燃え尽きると予想していると発表した。ただし、その時刻の前後11時間以内の可能性がある。再突入地点も現時点では予測が難しいが、ESAのウェブサイトで今後公開される予測はますます正確になるだろう。

ERS-2は1995年にフランス領ギアナのクールーにあるヨーロッパ宇宙港から打ち上げられ、平均高度785kmで地球を周回しました。このミッションでは、地球の陸地、海洋、極冠に関する貴重なデータを収集したほか、洪水や地震などの自然災害の画像も撮影しました。
このミッションは、他の衛星や宇宙ゴミとの衝突の可能性を減らし、さらに危険な宇宙ゴミを発生させないようにするために、ESAが衛星を軌道から外すことを決定した2011年に終了しました。
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