ASUSは複数の新モニターを発表しました。その中には、来年のベストゲーミングモニターリストにランクインする可能性のある製品も含まれています。中でも注目すべき製品の一つがROG Strix XG32UCGで、プレイするゲームに合わせて4Kと1080pの解像度を選択できます。また、32インチでありながらピクセル密度を最大限に高めた、驚異的な6Kパネルを搭載した新しいProArtディスプレイも搭載されています。
ROG Strixに興味をそそられました。ASUS初のデュアルモードモニターではありません。同じくデュアルモードディスプレイであるROG Swift PG32UCDPを既にレビューしていますが、いくつかの変更が加えられています。まず、リフレッシュレートと解像度を調整できる以前のモデルはOLEDモニターでしたが、今回はFast IPSパネルを搭載しています。
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ASUSの新しいディスプレイでは、4K 160Hzリフレッシュレートまたは1080p 360Hzのどちらかを選択できます。これらは前述のROG Swiftよりも低いリフレッシュレートであるため、このモニターはより安価になる可能性がありますが、ASUSは新しいディスプレイの価格情報や正確な発売日をまだ発表していないため、現時点では不明です。
ROG Strixは、eスポーツとAAAタイトルを頻繁に切り替えてプレイするゲーマーにとって最適な選択肢となるだけでなく、FreeSync PremiumとG-Sync、そしてVESA VRRにも対応しています。DisplayPort 1.4とHDMI 2.1のコネクタに加え、15ワットのUSB-Cポートも搭載しています。
モニターの設定をマウスで調整できるのは魅力的です。ボタンが見つけにくい、扱いにくいメニューを操作するのは、ほとんどの人にとっては嫌なものです。ASUSはまた、ダイナミッククロスヘアやダイナミックシャドウブーストといったAI機能強化も約束しています。

ProArt Display 6K PA32QCVにも興味があります。これはクリエイティブなワークフローに最適な選択肢となるかもしれません。この32インチディスプレイは6,016 x 3,384の解像度パネルを搭載しており、ASUSによると、32インチの4Kモニターと比較して、画面上の作業スペースが最大145%向上します。
ProArt Display 6Kは、その優れた解像度に加え、DCI-P3カバー率98%、sRGBカバー率100%を誇り、VESA DisplayHDR 600認証取得を目指しています。ASUSは、画像の鮮明さを損なうことなく、アンチグレアおよび低反射コーティングを施しています。ポート類は、Thunderbolt 4ポート2基、DisplayPort 1.4ポート1基、HDMI 2.1ポート1基、USBハブ1基を備えています。
上記以外にも、ASUSはさらに5種類のモニターを発表しましたが、今回発表した2機種ほど目立った製品はありません。新製品のZenScreen MB169CKは、15.6インチ 1080p IPSポータブルモニターで、取り外し可能なスタンドが付属しています。ノートパソコンユーザーにとって、フルサイズモニターを持ち運ばなくてもセカンドスクリーンとして使える便利な選択肢となるでしょう。ZenScreenシリーズには、32インチUHD IPSパネルと27インチ 100Hz QHDパネルの2種類に加え、ProArt Displayモニターも2種類(32インチと27インチ、いずれも4K)追加されました。
Asus はこれらのモニターの発売日や価格を発表していませんが、CES 2025 で正式にデビューすることが分かっているので、店頭に並ぶまでには数か月かかる可能性があります。