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2024年のアカデミー賞の代わりに観るべきAmazonプライムビデオのおすすめ映画3選

2024年のアカデミー賞の代わりに観るべきAmazonプライムビデオのおすすめ映画3選
『ダンジョンズ&ドラゴンズ:泥棒の中の栄誉』で人々がテーブルの周りに立っています。
エイダン・モナハン/パラマウント・ピクチャーズ/パラマウント・ピクチャーズ

映画ファンなのに、2024年のアカデミー賞授賞式は見たくない、なんて人もいるかもしれません。授賞シーズンは長く、誰が受賞するかはもう大体分かっているでしょうし、レッドカーペットで何を着るかなんて気にしないかもしれません。

もしそうなら、何か良い映画を探しているなら、Amazonプライムビデオへどうぞ。たくさんの映画が揃っていますが、今回は間違いなく楽しめる3作品を厳選しました。どれもオスカー候補作品ではありませんが、だからといって見る価値がないわけではありません。

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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023)

$ 動物たちはFive Nights at Freddy'sを見守っています。
パティ・ペレット/ユニバーサル・ピクチャーズ

昨秋の驚きのヒット作が、2023年3月のAmazonプライムビデオ最大のライセンス映画となった。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、ゲーマー以外の人々やTikTok世代に、フレディ・ファズベア、ボニー、チカ、フォクシーといった殺人アニマトロニクスの生き物を紹介した。彼らは日中はほとんど活動していないが、真夜中を過ぎると動き出し、人を殺戮する。

閉店したレストランの夜勤警備員として雇われたばかりのマイク・シュミット(ジョシュ・ハッチャーソン)は、朝日が昇るまでこの騒乱に対処しなければならない。『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は史上最高の映画ではないが、PG-13指定のホラー映画としてはまずまずの出来だ。2024年のアカデミー賞受賞候補としては、これ以上ないほど遠い作品と言えるだろう。

ダンジョンズ&ドラゴンズ:盗賊団の名誉(2023)

『ダンジョンズ&ドラゴンズ:泥棒の中の栄誉』のワンシーンで、女性と男性のキャラクターが身を隠そうとしている。
エイダン・モノガン / パラマウント

巨額の予算を投じたファンタジー大作でさえ、映画館で不当に無視されれば、たちまちカルト的な人気を得ることがある。昨年、期待に応えられなかった『ダンジョンズ&ドラゴンズ:オナー・アモン・シーヴズ』もまさにその例だ。クリス・パインとミシェル・ロドリゲスが演じる親友のエッジンとホルガは、かつての仲間フォージ・フィッツウィリアム( 『ウォンカ』版ヒュー・グラント)に裏切られる。脱獄後、エッジンとホルガはアマチュア魔術師サイモン(ジャスティス・スミス)、ホルガ、そして目を見開いたドリック(ソフィア・リリス)とチームを組み、フィッツウィリアムとその権力への野望を阻止しようとする。

『オナー・アモン・シーヴズ』は巨額の予算と洗練された特殊効果を駆使しているが、この映画の魅力は、特にパインとロドリゲスをはじめとするキャスト間の魅力的な友情にある。ただ、すぐに続編が出るとは期待できない。

メメント(2000)

『メメント』でレナード・シェルビー役のガイ・ピアースがカメラに向かってポラロイド写真を見せる。
サミットエンターテインメント

『メメント』は公開から四半世紀近くが経った今でも、いまだに強烈な衝撃を与え続ける。クリストファー・ノーラン監督による、巧みに捻りを効かせた物語は、主人公レナード・シェルビーの短期記憶喪失を模倣するため、順序を乱して語られる。レナードは妻の殺害の復讐に燃えるが、それは様々な理由から困難を極める。最大の問題は、レナードが新たな長期記憶を生成できないこと。そのため、彼の体には妻の殺害犯へと繋がるタトゥーが彫られているのだ。

レナードの短期記憶は絶えずリセットされるため、妻殺害の手がかりを握っているかもしれないナタリー(『マトリックス』のキャリー=アン・モス)とテディ(ジョー・パントリアーノ)に会うたびに、誰を信じていいのか分からなくなってしまう。記憶が彼を惑わせているのかもしれないという思いから、レナードは自分自身さえも信じることができなくなっている。妻は本当に死んだのだろうか?もしそうだとしたら、彼は一体どう関わっていたのだろうか?『メメント』は観客を常に推測させ続け、その結末は2024年になった今でも忘れがたいものとなっている。

Forbano
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