- 家
- 空間 ニュース
国際宇宙ステーション(ISS)を訪れる宇宙飛行士は通常約6ヶ月間滞在します。ISSの微小重力環境下では、その間厳しい運動プログラムを守らなければ、筋肉は急速に衰えてしまいます。
NASAの宇宙飛行士ローラル・オハラ氏が、軌道上基地滞在中にISSの様々なエクササイズマシンを使用する様子を収めた動画(下記)を公開しました。4月に地球に帰還したオハラ氏は、この動画を「宇宙ジムの様子を少しだけ垣間見ることができる」と表現しています。
おすすめ動画
@LunarLoralさんは2024年4月5日に地球に帰還するまで、203日間宇宙に滞在しました。彼女は無重力状態で骨と筋肉の健康を維持するため、宇宙ステーションで毎日2時間以上運動しました。https://t.co/Mi57mFQYJY
— 国際宇宙ステーション(@Space_Station)2024年7月22日
国際宇宙ステーションでは重力がないため、体の位置を維持するために多くのハーネスが必要になります。ハーネスは抵抗力も加えてくれるため、トレーニングの効果を最大限に引き出し、筋力を維持・強化することができます。
オハラ氏は投稿の中で、宇宙飛行士はそれぞれ毎日2.5時間運動していると指摘した。これは、約60分のウェイトリフティングと、ランニングやサイクリングを含む30~50分の有酸素運動で構成される。
「どんなエクササイズ プログラムにも困難はあるものの、毎日身体に負荷をかけ、音楽やポッドキャストを聴いたり、読書をしたり、次のイベントの勉強をしたり、セットの合間にキューポラでステーションや地球を眺めたりしながら少しぼんやりできる機会があるのは本当に楽しいと感じました」とオハラさんは語った。
人類の宇宙探査の初期から、科学者たちは地球上と同様に、軌道上でも運動が健康な骨と筋肉の維持に不可欠であることを理解していました。初期のミッションでは、シンプルなゴムバンドを使った運動が主流でしたが、それ以降、宇宙ジムの機器はますます高度化しています。
宇宙ステーションに現在搭載されているエクササイズマシンには、ARED(Advanced Resistive Exercise Device)があります。これは、空気圧シリンダーを搭載したマシンで、宇宙飛行士に適切な運動を与えるために必要な力を生み出します。また、CEVIS(Cycle Ergometer with Vibration Isolation and Stabilization System)は、有酸素運動用に特別に設計された「自転車」です。
科学者たちは、宇宙での運動の効果や食事など、NASAが今後の月面ミッションをより良く準備できるよう、研究を続けています。これらのミッションでは、宇宙飛行士が月面基地に長期間滞在する可能性があります。火星のような遠い惑星への長期有人ミッションでは、さらに大きな課題が伴います。最初のミッションは2030年代に実施される可能性があります。
それほど昔のことではありませんが、トレバーは左側通行のお茶好きの島国(イギリス)から別の島国(日本)に引っ越しました…
- 空間
SpaceXのドラゴンカプセルが地球を周回する国際宇宙ステーションのクールなビデオを撮影
宇宙ステーションのこのようなドラマチックな光景はめったに見られません。
国際宇宙ステーション(ISS)は土曜日に4人の新たな乗組員を迎えた。
宇宙飛行士3人と宇宙飛行士1人が木曜日にケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットに乗って打ち上げられ、軌道上の実験室に到着した。
続きを読む
- 空間
今週公開されるSpaceXのCrew-11打ち上げのNASA予告編をご覧ください
NASAは、SpaceXのCrew-11による国際宇宙ステーション(ISS)への今後の打ち上げの公式予告編(上記)を公開した。
NASAとSpaceXは、フロリダ州にあるNASAケネディ宇宙センターの39A発射施設(LC-39A)から、7月31日木曜日にファルコン9ロケットとクルードラゴン宇宙船の打ち上げを予定しています。飛行前の最終準備と打ち上げの様子をライブストリーミングでご覧になりたい方は、Digital Trendsが詳細をお伝えしています。
続きを読む
- 空間
SpaceXのCrew-11号機をISSへ打ち上げる様子を見る方法
SpaceXとNASAは、国際宇宙ステーション(ISS)への次回の有人打ち上げに向けて最終準備を進めている。
NASAの宇宙飛行士ゼナ・カードマン氏とマイク・フィンク氏は、日本の宇宙飛行士油井亀美也氏、ロシアの宇宙飛行士オレグ・プラトノフ氏とともに、ファルコン9ロケットで打ち上げられたスペースX社のクルードラゴン宇宙船に乗って7月31日に宇宙ステーションに向かう予定だ。
続きを読む