
就職活動を始めたばかりの方でも、履歴書を刷新したい方でも、Microsoft Word の使用を検討されているのではないでしょうか。便利なテンプレートの利用から一から作成する方法まで、Word で履歴書を作成するためのオプションを詳しくご紹介します。
組み込みのWord履歴書テンプレートを使用する
Microsoft Wordをダウンロードしたばかりで、履歴書を最も早く簡単に作成したい場合は、Microsoftのテンプレートから始めてみましょう。Word内で直接テンプレートを検索し、豊富なオプションから選ぶことができます。
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Wordを開き、「ファイル」>「新規作成」を選択し、検索ボックスに「履歴書」と入力します。すると、特定の職種や業界向けの履歴書テンプレートだけでなく、あらゆる職種向けの履歴書テンプレートも閲覧できます。

テンプレートを選択して説明を確認し、「作成」を選択して履歴書を使用します。

Microsoftの履歴書テンプレートにはプレースホルダーが付属しており、自分の情報に簡単に差し替えることができます。テンプレート内のすべての要素の見た目が気に入った場合は、この機能が便利です。もちろん、配色やフォントスタイルが気に入らない場合は、それらの項目を変更することも可能です。
履歴書のコピーを保存するには、 「ファイル>名前を付けて保存」に必ず移動してください。
ウェブ上のWord履歴書テンプレートを使用する
まだパソコンにMicrosoft Wordがインストールされていないけれど、履歴書をWord形式で作成したいという方もいらっしゃるかもしれません。Microsoftアカウントがあれば、Web版Wordを無料でご利用いただけ、履歴書テンプレートもご利用いただけます。
Microsoft Create のウェブサイトにアクセスして、履歴書テンプレートをご覧ください。気に入ったテンプレートが見つかったら、選択して Web 版 Word で直接開きます。

または、「最初から作成」を選択し、「履歴書、チラシ、パンフレット」を選択します。Wordが開いたら、右側の「デザイナー」サイドバーを使用して履歴書テンプレートを参照して選択します。

次に、プレースホルダーを自分の詳細に置き換えて、履歴書を好みに合わせてカスタマイズします。
サードパーティのWord履歴書テンプレートを使用する
テンプレートのアイデアは気に入ったけれど、Microsoftのテンプレートはどれも気に入らないという場合は、サードパーティ製の履歴書テンプレートを検討してみてはいかがでしょうか。以下に、サードパーティが無料で提供している履歴書テンプレートのおすすめとサンプルをいくつかご紹介します。
履歴書の天才
Resume Geniusでは、12種類以上のカスタムWordテンプレートからお選びいただけます。シンプルなものからプロフェッショナルなもの、美しいもの、視覚的に魅力的なものまで、きっとお気に入りの履歴書テンプレートが見つかります。

フルーム
Hloomは15種類以上の履歴書と職務経歴書のテンプレートを無料で提供しています。有料版でも構いませんので、さらに多くのテンプレートをご利用ください。無料のテンプレートを絞り込みたい場合は、左側の「ライセンス」の下の「無料」を選択してください。さらに、カバーレターも必要な場合は、カバーレター用のタブも表示されます。

テンプレート.net
Wordの履歴書テンプレートをお探しなら、Template.netもぜひチェックしてみてください。職種や履歴書のスタイルに合わせた魅力的なテンプレートが豊富に揃っています。Hloomと同様に、左側の「ライセンス」の下にある「無料」を選択し、カバーレターのコレクションもぜひご覧ください。

上記のいずれかのサイトから履歴書テンプレートをダウンロードしたら、自分の詳細に合わせてカスタマイズするだけです。
Word 履歴書を一から作成する
履歴書を最初から作成したいという方もいらっしゃるかもしれません。時間に余裕があれば、この方法も選択肢の一つです。上記のテンプレートとサンプルを参考に、記載すべき情報やフォーマットのアイデアをご確認ください。
まず、履歴書に次の詳細を追加します。
氏名と現在の役職:氏名と役職を一番上に記入してください。現在の役職がない場合は省略しても構いません。
目標(任意):氏名と役職の下に、採用担当者に向けて、あなたの目標を簡潔に説明します。これは任意ですが、記載する場合は、1~2文で簡潔かつ分かりやすく、意味のある内容にまとめましょう。
連絡先情報:少なくともメールアドレスと電話番号を記載してください。最新のウェブサイトやLinkedInのプロフィールをお持ちの場合は、それらも追加できます。これらの情報は、簡単に見つけられるように、特定の場所にまとめて保存しておきましょう。
職歴:職歴は最新のものから順に時系列で記載してください。まず役職名から始め、次に勤務先、勤務年月、職務内容を記載してください。職務内容と責任は、後で確認しやすいようにリスト形式で記載してください。
学歴:学歴は最新のものから順に時系列で記入してください。学位から始め、その後に在籍した学校名と年月を記入してください。
スキル、受賞歴など: リスト形式を使用して、スキル、受賞歴、認定資格、ボランティア活動、および職位や会社にとって重要と思われるその他の詳細を追加します。

Word で履歴書をフォーマットする際のヒントをいくつか紹介します。
- 上部のフルネームには見出しまたは大きなフォントを使用します。
- 経験、学歴、スキルのセクションに見出しを追加します。
- 色を使用する場合は、補色を 1 色か 2 色だけにしてください。
- フォント サイズ、見出し、太字の書式設定を活用して詳細をより目立たせ、全体的に同じフォント スタイルを使用するようにします。
- 本文には、12ポイントのArial、Calibri、Georgia、Times New Romanなど、読みやすいフォントを使用してください。また、Web上で読む場合と印刷物で読む場合で、どちらのフォントスタイルが適しているかを検討するのも良いでしょう。
- 履歴書が新しいページの最初の数行にまたがる場合は、Microsoft Word のダブル スペース ツールを使用して行と段落の間隔を調整します。
- 顔写真を含める場合は、必ずプロが撮影したものを使用してください。
- 上記のように、表を使用して履歴書を構成することを検討してください。
最後に、履歴書の見た目と内容に一貫性を持たせるようにしてください。
よくある質問
履歴書はWordで作成しても大丈夫でしょうか?
まさにその通りです!まさにMicrosoft Wordのようなワープロソフトで作成すべきタイプの文書です。お好みであれば、Google Docsのようなウェブアプリケーションや、LibreOffice Writerのようなダウンロード可能なソフトウェアを使って履歴書を作成することもできます。
履歴書が完成したら、ほとんどのワードプロセッサ アプリケーションで PDF またはその他の要求された形式で保存し、潜在的な雇用主または採用担当者に提出できます。
履歴書はどのくらい遡るべきでしょうか?
専門家の多くは、履歴書の職歴は10~15年が適切だと推奨しています。その期間に関連する職務経験を必ず記載してください。例えば、12年前にファストフードチェーンで2か月間働いていた看護師であれば、その職歴は除外できる可能性が高いでしょう。
履歴書は何ページにすべきでしょうか?
履歴書の標準的なページ数は1~2ページです。ただし、応募する職種における経験や学歴の長さによって内容は異なります。例えば、20年間就業経験のある方は2ページ必要かもしれませんが、大学を卒業したばかりの方は1ページ程度で済むでしょう。