テスラは2025年に大衆市場向けのコンパクトクロスオーバーを発売することを目標としており、この車が同社史上最も価格の高い車になるのではないかという憶測が高まっている。
テスラが昨年のサイバートラック以来初の新型車を発売する計画をサプライヤーに伝えているというロイターの報道が水曜日に発表されたことを受けて、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で、同社が2025年後半にテキサス工場で新型電気自動車の生産を開始する予定であることを認めた。
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この新型自動車のコードネームは「レッドウッド」と報じられており、関係筋はロイター通信に対し、テスラは週1万台の生産を目指すと伝えた。しかし、同通信社はテスラが納期を守れないことで知られていることも指摘している。最も有名なのは2019年に発表されたピックアップトラック「サイバートラック」だが、昨年末に最初のモデルが生産ラインから出荷されるまでの間に、いくつかの発売目標を未達にしている。サイバートラックの量産開始は2025年以降と予想されている。
テスラは、急成長を遂げる中国のライバル企業BYD(2023年第4四半期にBYDを抜いて世界トップの電気自動車メーカーとなった)に対抗するため、新型車は競争力のある価格設定になる可能性がある。マスク氏は過去に2万5000ドルという価格設定を示唆したことがあるが、現在最も安価なモデルであるモデル3の小売価格が3万8990ドルであることを考えると、そのような魅力的な価格設定を実現するのは難しいかもしれない。また、サイバートラックの開始価格は当初の予想より約2万ドル高い6万990ドルとなった。
マスク氏は以前、テスラは未来的な外観の自動運転タクシーも開発する計画があると語っていたが、それがいつ実現するかは不明だ。
テスラが水曜日に発表した第4四半期の利益は252億ドルとなり、前年同期比で約3%増加した。
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